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エコキュート レポート/各企業の環境への取り組みを紹介します

地球環境保全にふさわしい給湯器「エコキュート」の普及のために、導入コストの低減や省スペース化に力を入れていきます。


ダイキン工業株式会社

大阪市北区中崎西 2-4-12 梅田センタービル
http://www.daikin.co.jp/index.html

地球環境室
室長 片岡修身さん

住設営業部
電力営業担当課長 川上和也さん


『「人」と「空気」のあいだにいつもダイキン』。そのキャッチフレーズの通り、同社はエアコンを中心として空気環境をクリエイトしている企業です。もちろん環境対策にも敏感で、オゾン層を破壊しない冷媒の開発と転換を推し進めるとともに、「ダイキンエコキュート」など省エネルギー、温暖化対策製品の普及に努めています。

「省エネルギー製品割合84%、主製品での冷媒変更完了」と実績を重ねてきた環境対策。

御社の省エネルギーへの取り組みは大きな成果をあげていますね。
(片岡さん)はい。日本では、家庭における年間電力消費量のおよそ1/4がエアコン使用によるものですから、エアコンの省エネルギー化を進めることは我々の重要な責務である、とダイキングループは考えています。エアコン需要は今後ますます増えていきますので、こうした取り組みは欠かせません。おかげさまで、2004年には製品販売台数の84%を省エネルギー製品が占めるなど、着実な実績をあげてきたと思います。

地球温暖化についても積極的な対応をされているようですね。
(片岡さん)そうですね。CO2削減やフロン規制など、地球温暖化防止対策が重要視される昨今、ダイキン工業では早くから対応策をとってきています。例えば、全社員向けの環境教育や、環境対策の一つとして機器の省エネ化や省エネ機器の普及、新冷媒や自然冷媒機器の研究・開発、また、製品のリサイクル率の向上、使用済みフロン冷媒の回収率の向上などに力をいれております。主力製品ではエアコンの冷媒としてオゾン層を破壊しないHFCへと転換することに努め、2002年には主要製品での転換を完了しました。

●同社のホームページには環境対策への取り組み等報告を専門に行うコンテンツもある


大きな普及の可能性を持つ「エコキュート」だけに、コストの低減などの課題に全力で取り組む。

そうした取り組みの中で「エコキュート」についてはどのようにお考えですか。
(片岡さん)「エコキュート」は、弊社にとっても最も期待している製品です。オゾン層破壊係数ゼロ、地球温暖化係数1と地球環境にやさしい自然冷媒でお湯を沸かす「エコキュート」は、高効率ヒートポンプ技術や深夜電力の利用により、環境性能や経済性に優れていることは広く認知されるようになりました。空気に含まれる熱を集めてお湯を沸かすので、従来の化石燃料による給湯に比べCO2の排出量を大幅に削減できます。それに加えて、機器廃棄の際、冷媒を大気に放出しても安全で地球環境に影響なく、冷媒回収や破壊などが必要ないため、まさに、地球環境保全に相応しいふさわしい給湯器と考えています。また、家庭用エネルギーの約1/3を占める給湯を、高効率な「エコキュート」で行うことで発生する給湯費の削減は、一般ユーザーにとっても、たいへん魅力的なことですし、普及を牽引する力を持っているのではないでしょうか。


昨年(2005年)は、海外の建築家の皆さまにも「エコキュート」をPRされたようですね。
(川上さん)はい。9月にサステナブル建築世界会議(SB05Tokyo)が東京で開催されましたが、このなかの展示会で(財)ヒートポンプ・蓄熱センターのブースにダイキンの「エコキュート」を展示させていただきました。お客様の反応もたいへん良く、グローバル展開を推進しているダイキン工業にとって、海外の建築家や研究者の方々にエコキュートを知っていただく良い機会になったと思います。
世界的に見ても暖房・給湯のエネルギー消費が大きく、エコキュートなどのヒートポンプを採用することで温暖化影響を大きく削減できる可能性があると考えています。ですから、これからは国内だけではなく、地球規模でエコキュートの普及をサポートできる企業を目指したいですね。
(SB05:http://www.sb05.com/homeJ.html)。



最後に「エコキュート」の普及について、メーカーとしての課題はありますか。
(川上さん)やはり、導入コストの低減ということでしょう。ランニングコストは大きなメリットですが、エコキュート」の普及には導入コスト面は課題になりますね。「エコキュート」は空気中の熱を集めるのに熱交換器や圧縮機などが必要ですので、燃焼式の給湯器に比べると構造がどうしても複雑になってしまい、その分、装置の価格は高くなります。電力会社さんの電力料金割引制度や、国の設置補助金制度などの後押しも重要なことだと思いますが、機器メーカーとしては、更なるコストダウンや、性能向上、設置スペースの縮小など努力しなければならない課題はたくさんあすりますね。
また、最新のエコキュートに搭載しておりますが、<せつやくナビ機能>や<エコ停止>などの環境に配慮した機能も充実させなければならないと考えています。いかにお客さまに気持ちよく使っていただけるかを念頭において、今後も全力で取り組んでいきたいですね。


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